芳賀台地土地改良区

私たちは、
芳賀の農業用水を公平に
届ける基盤組織です。

当施設は、
芳賀郡4町および那須烏山市にまたがる芳賀台地において、
農業用水の取水・揚水・貯水・配水を担い、
安定した営農を支えることを目的に事業・管理を行っています。
地域の基盤インフラとして、施設の適正運用と更新・保全に取り組んでいます。

理事長あいさつ

Message from the Chairman

組合員の皆様には当土地改良区の運営に対しまして、平素よりご理解とご協力を賜り御礼を申し上げます。
 今年産水稲の作況概況(9月15日現在)が国から出されました。これによると、栃木県は100、平年並みということです。この後、10月15日現在の作況指数が10月下旬に出されることになっていますが、ほぼ確定と思われます。農家の皆さんは、今年春に自治体とJAから米の消費が減っていることから、前年度に対し、26万トン減らすよう協力して欲しいと言われたはずです。このため、飼料用米や大豆への作付転換を行ったわけですが、フタを開けたら豊作でほぼ減らした分にあたる25万トン収量が増えてしまったということです。この結果、売れ残りの民間在庫は200万トンのままで値段が下がる懸念が出てきました。豊作を喜んでもらえなくなった稲の気持ちはどんなものなのでしょうか。
 米価低落傾向の下で農家は農業機械の共同利用などで経費削減に努めるとともに、稲発酵粗飼料などへの転換を進めてきましたが、飼料用米の栽培技術には課題も抱えています。心配なのは、資金繰りで、年明けとともに光熱費などの支払いが待っていることです。国はナラシ対策として標準価格との差額を9割近く埋める仕組みを用意していますが、これには加入要件があり、補てんを受けられない農家が出てまいります。このため、今年産に限り特別措置が講じられていますが、これも差額の35%までの救済となります。
 このように農家所得が低迷する中で、土地改良区に及ぶ影響として考えられることは賦課金の徴収が円滑に進まなくなるのではないか、もう一つは、水田の用排水整備が遅れているところがあり、麦や大豆による転作が困難となっている、などです。戦後農政はNO(ノー)政と揶揄され、国が勧めない作物を育てると儲かるなど批判されてきました。政権が変わるごとに農政を大転換されたり、エネルギー計画を変更されたりするたびに現場は混乱し、ひいては農家に大きな痛みを負わせることにつながります。
 当改良区では、財政状況を抜本的に改善するために、再生エネルギーの導入を検討しているところです。農家も、改良区も将来ビジョンが建てられるよう、腰の据わったぶれない農政を切望します。

理事長 入野 正明
受益地と関係市町

受益地と関係市町

Beneficiary areas

本事業は、栃木県東部の芳賀郡4町と那須烏山市に跨がる畑1,160haと水田1,590haの芳賀台地において、天水頼りの不安定営農を解消するために安定的な農業用水を確保し、生産性の向上および安定した地域農業の確立とその振興に寄与することを目的として実施されました。
この事業は、那珂川水系荒川上流の栃木県営東荒川ダムで確保する毎秒0.24㎥の水と、荒川の自流を合わせて最大毎秒1.763㎥(5分で25mプールが満杯になる水量)の農業用水を取水する頭首工を新設、更に、ここから地区内に導水するための施設として、揚水機場3ヶ所、調整池2ヶ所、用水路(管)55㎞を新設しました。

主要工事

construction
頭首工
1ヶ所
揚水機場
3ヶ所
調整池
2ヶ所
吐水槽
3ヶ所
用水路(管)
55km

関係町と受益面積

Beneficiary areas
町名/区分
水田
(ha)
畑・樹園地(ha)
芳賀郡益子町
480
230
茂木町
260
335
市貝町
600
355
芳賀町
140
190
那須烏山市
110
50
(旧那須郡南那須町)
(90)
(45)
(旧那須郡烏山町)
(20)
(5)
1,590
1,160

※数字はラウンドしたもの

主な施設

Facility
塩田管理棟
塩田管理棟
森田頭首工
森田頭首工
森田揚水機場
森田揚水機場
塩田調整池
塩田調整池
塩田揚水機場
塩田揚水機場
大川吐水槽
大川吐水槽
菅又吐水槽
菅又吐水槽
菅又調整池
菅又調整池
菅又揚水機場
菅又揚水機場
小宅吐水槽
小宅吐水槽

プロジェクト沿革

History
昭和44年〜51年
予備調査
昭和49年11月9日
芳賀台地地区の特定かんがい容量の確保を要請
昭和51年5月27日
直轄調査の申請
昭和51年8月11日
芳賀台地土地改良事業促進協議会設立総会
昭和52年度
直轄地区調査開始
昭和53年度
直轄調査2年目
昭和53年5月29日
受益町に烏山町が加わる
昭和53年11月29日
土木部から農務部へ回答
昭和53年12月15日
県農務部から土木部へ用水計画書を提出
昭和54年度
直轄調査3年目
昭和54年12月11日
関東農政局が関東地方建設局に対し事業計画概要を説明(第1回)
昭和55年度
直轄調査4年目
昭和56年度
直轄調査5年目
昭和56年9月10日
関東農政局が関東地方建設局に対し事業計画概要を説明(第2回)
昭和57年〜61年
全体実施設計
昭和59年4月23日
促進協議会担当者会議
昭和59年5月7日
促進協議会幹事会
昭和59年6月8日
促進協議会総会、幹事、担当者会議
昭和59年6月29日
促進協議会幹事、担当者会議
昭和59年7月31日
町長及び幹事合同会議
昭和60年1月29日
促進協議会担当者会議
昭和60年3月26日
促進協議会幹事会
昭和60年4月8日
県負担割合知事決裁
昭和60年4月15日
町長会議
昭和60年6月26日
町長会議
昭和60年7月3日
促進協議会幹事、担当者会議
昭和60年7月26日
促進協議会幹事、担当者会議
昭和60年7月31日
全体実施設計の継続の陳情
昭和60年10月7日
茂木町、町長決裁
昭和60年12月25日
町長会議
昭和61年1月9日
益子町産経常任委員会
昭和61年1月11日
市貝町議会
昭和61年1月31日
町長会議
昭和61年2月7日
促進協議会幹事、担当者会議
昭和61年2月13日
促進協議会幹事、担当者会議
昭和61年5月15日
促進協議会幹事会
昭和61年5月23日
促進協議会総会
昭和61年6月19日
促進協議会担当者会議
昭和61年12月19日
促進協議会担当者会議
昭和62年9月9日
国営事業の地元負担をすべて町が負担することを議決
昭和62年度
着工
昭和62年10月7日
土地改良法第85条(申請)
昭和62年11月12日
芳賀台地農業水利事業所開所式
昭和63年4月25日
土地改良法第86条(適否決定)
昭和63年4月25日
事業計画の公告縦覧
昭和63年6月10日
土地改良法第87条(計画確定)
昭和63年10月22日
大川送水路工事着手
平成1年3月28日
事務所庁舎新築工事完成
平成1年10月20日
大川幹線用水路工事着手
平成3年4月15日
小宅幹線用水路工事着手
平成6年3月
計画変更審査委員会
平成7年1月6日
菅又幹線用水路工事着手
平成7年5月22日
水利使用協議書提出
平成7年6月7日
塩田調整池仮排水路トンネル工事貫通式
平成7年8月24日
計画変更知事協議
平成7年9月29日
菅又送水路工事着手
平成7年10月2日
計画変更概要公告縦覧(土地改良法第87条の3)
平成7年12月25日
塩田調整池建設工事着手
平成8年5月24日
塩田調整池建設工事安全祈願祭挙行
平成8年6月25日
水利使用協議成立
平成8年11月14日
森田送水路工事着手
平成9年5月20日
塩田調整池建設工事築堤開始 安全祈願祭挙行
平成9年8月7日
森田頭首工建設工事に伴う漁業補償に関する協定書締結
平成9年9月17日
森田頭首工建設工事着手
平成9年10月30日
塩田調整池建設工事定礎式挙行
平成10年11月10日
変更計画の決定
平成10年11月11日
事業計画の変更公告縦覧
平成10年12月25日
変更計画の確定
平成11年2月29日
森田揚水機場建設工事着手
平成11年3月30日
塩田管理棟工事着手
平成11年6月30日
森田頭首工建設工事完成
平成11年7月28日
塩田揚水機場建設工事着手
平成12年3月24日
塩田調整池建設工事完成
平成12年6月12日
塩田調整池試験湛水開始
平成12年7月5日
菅又調整池建設工事着手
平成12年7月27日
小宅送水路工事着手
平成12年8月10日
芳賀台地土地改良区設立申請
平成12年9月25日
塩田調整池場試験湛水完了
平成12年10月21日
菅又揚水機場工事着手
平成12年12月4日
芳賀台地土地改良区設立認可
平成12年12月14日
那珂川幹線用水路工事着手
平成13年2月9日
芳賀台地土地改良区 設立総代会
平成13年6月21日
菅又調整池建設工事定礎式挙行
平成14年3月23日
大川幹線分水路工事着手
平成14年7月24日
菅又調整池試験湛水開始
平成14年7月30日
菅又調整池建設工事完成
平成14年9月5日
小宅幹線分水路工事着手
平成14年10月23日
菅又調整池試験湛水完了
平成14年11月1日
完工式
平成15年3月31日
事業完了

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